
こんな疑問に答えます。
生産技術に内定をもらえる志望動機に共通する3つのポイントが分かります
生産技術は製造業に欠かせない重要な仕事です。
我流で志望動機を書くと、面接どころか 書類選考で落とされる可能性が高くなります。
私が生産技術で働く経験から「こんな志望動機が書けたらドンピシャで採用されるだろうなぁ」と感じることをまとめました。
是非この記事を最後まで読んで、生産技術の志望動機の書き方をマスターしましょう。

生産技術の役割とは

生産技術の志望動機に触れる前に簡単に生産技術の役割を紹介します。
生産効率を上げて利益を最大化するのが生産技術
生産技術は製品を安定して作る技術を確立する仕事で、製造業に欠かせません。
なぜならモノを安く作れれば利益が増やせるから。
日本の主要産業である製造業には不可欠な存在であり、常に需要がある仕事です。
生産技術の具体的な業務内容
・生産ラインのトラブル対応と改善
・部品や在庫の管理
生産技術の仕事の幅は広いです。
生産ラインが高い水準で稼働するために、生産ラインの企画したり導入後のトラブル対応までを担います。
生産技術の志望動機を書く3つのポイント

生産技術に転職する志望動機は以下の3つのポイントを抑えればOKです。
①なぜその業界を志望するのか
②なぜその企業を志望するのか
③どのように企業に貢献できるか
詳しく解説していきます。
①なぜその業界を志望するのか
ポイントの1つめは「なぜその業界で働きたいか」を明確にすることです。
なぜならひとくちに生産技術と言っても、生産しているものは実に多岐に渡るからです。
例えば、自動車、液晶/有機ELパネル、家電、食品、鉄鋼…等。
いくらでも事例は上げられます。
ここが明確になっていないと、面接官に「どこの業界でもいいのでは?」と思われて選考から漏れてしまいます。
そもそも書類選考で通らないでしょう。
②なぜその企業を志望するのか
志望動機を書く上での2つめのポイントは「なぜその会社で働きたいのか」です。
当然ですが、採用担当者は「ライバル会社でもいい」なんて人は転職で採用しません。
本音は「ライバル会社でもいい」かもしれませんが、論理的に説明する訓練だと思い整理してみましょう。
説得力のある志望動機にするコツ
例えば、志望する会社の製品とあなたの体験が紐付けられると説得力のある志望動機ができます。
③どのように企業に貢献できるか
3つめのポイントは「あなたはどのように活躍して企業に貢献できるか」です。
なぜなら採用担当者は、あなたがどの様に会社で活躍できるかを見極めるからです。
一次面接では人事部と、二次面接では配属部門の管理職と面接をします。
あなたの強みを認識しよう
従って面接官にあなたの強みをアピールする必要があります。
私の場合、工場の自動化のプロとして青森から長崎の工場を飛び回り、生産現場の課題の洗い出しをしてきた強みがあります。
こんな事を言うと

と思う人もいると思います。
でも大丈夫。
才能はあなたが自信が気づいていないだけだからです。
無料で使えるツールがありますよ。
生産技術の良い志望動機の例文

生産技術に転職するOKの志望動機の例
例えばあなたが写真が好きで、カメラメーカーの生産技術で働きたい場合
個人の経験に基づく志望動機
→1枚の写真をきっかけに外国を訪れた経験から人を突き動かす写真の力に魅力を感じたから
・なぜその企業か
→バックパッカーとして世界40ヵ国を旅した際に御社の製品が世界中で使われているを目の当たりにして感銘を受けたから
・どのように貢献できるか
→機械工学の専門性を活かして生産の自動化を加速させて、より多くのユーザーに御社の製品を届けることに貢献します
こんな感じです。
この骨子に沿ってあとは文章に落とし込めばたいていの書類選考は通ります。
ポイントはあなたのどんな経験盛り込むかです。

という人もいると思います。
大丈夫です。ザコみたいな経験でも多少盛ればOKです。
嘘はダメですが、誇張する分にはまったく問題ありません。
それでも経験なんてないという方人向けに他の事例も紹介します。
個人の経験に触れない志望動機
例えば、あなたが車好きで自動車メーカーの生産技術で働きたい場合
→自動運転や電気自動車といった変革が巻き起こる自動車業界なら挑戦できる環境があることに魅力を感じたから
・なぜその企業か
→電気自動車の開発で異業種の〇〇会社と提携した記事を読み、御社の“挑戦”という社風を感じた。更に社員からもチャレンジできる環境があると聞き、私が求める仕事があると確信したから
・どのように貢献できるか
→機械工学の専門性を活かして、エンジン自動車に最適化された生産現場の装置を電気自動車を効率的に生産できるものに変革していく
こんな感じです。
ダメな生産技術の志望動機

良い例の様に3つの質問に一貫性があれば良い志望動機と言えます。
反対に 一貫性がなければそれはNGです。
なぜなら採用担当者が違和感を覚えたら、その時点で選考は通りません。
論理的な志望動機で説得力を持たせる
あなたの志望動機を読んだ人の頭にスッと入る志望動機が必要です。
これができていないと、面接はおろか書類選考に通りません。

と不安を持つ人もいると思います。結論はひとりでもできます。
頑張れば。
私は転職の経験があるので、かなり自分で試行錯誤しながら志望動機を練り上げました。
ぶっちゃけ 誰かに見てもらえたらもっとサケサクと進んだのになぁと思います。
第三者に添削してもらうと失敗しない
これから志望動機を練るあなた。
もし不安を感じるなら転職サイトのエージェントを利用することをおすすめします。
無料で書類選考に通る志望動機を一緒に考えてくれますよ。
生産技術のやりがい

生産技術をやっててよかったと思える瞬間は2つあります。
生産ラインを作り上げる“ものづくり”の楽しさ
自分が手掛けた生産ラインで製品が量産されているのを見ると、苦労が報われる瞬間です。
自動化ラインは人の何倍ものスピードで製品を作り出します。
安定稼働に入った時の感動は、立ち上げの苦労が吹き飛ぶ瞬間です。

他部門を巻き込む“チームワーク”の楽しさ
生産ラインは生産技術部門だけでは成立しません。
なぜなら生産ラインを設計・製作した会社や生産ラインを使う製造部門、そして生産技術のあなたが連携しないと量産にたどり着きません。
製品日程が近づくと殺気立つ雰囲気に最初は戸惑うこともあるでしょう。
しかし、それを乗り越えた後は絶大な信頼関係が出来上がっています。
生産技術を目指す上で知っておきたいこと

生産技術を目指すあなたは2つのことを知っておきましょう。
未経験者の募集もある

と疑問を持つ人もいると思います。
業界の未経験者でも採用される可能性は十分にあります。
なぜなら、生産技術は業界がとても広いから。
自動車業界から食品業界まで生産技術を必要とする会社はたくさんあります。
教育体制も整っている
採用後に教育する体制を整えた会社もあるので、生産技術の経験がないあなたでも大丈夫。
また、人材派遣会社に登録して派遣スタッフとして働き始めて、正社員にステップアップする道もあります。
管理職にステップアップもできる
生産技術の仕事はまず工場に配属され、生産ラインを任されます。
リーダークラスになれば他の部門との調整役を担うようになり、部下の指導力が認められると管理職に昇進することができます。
昇進するには技術力に関する専門性だけでは足りません。
生産技術以外のスキルを習得することが必要になります。
生産技術の志望動機まとめ
内定をもらえる生産技術の志望動機には3つのポイントがあります。
①なぜその業界を志望するのか
②なぜその企業を志望するのか
③どのように企業に貢献できるか
論理的かつ説得力のある志望動機は、 あなたひとりでも作り上げることは可能です。頑張れば。
志望動機の書き方が分かったので、次は「志望動機を添削してもらう転職エージェントはどこがいいか知りたいな!」と思いましたよね。
おすすめの転職エージェントは別の記事でまとめているので、ぜひご覧ください。
志望動機って何を書けばいいんだろう?
実際の体験談があれば知りたいな!