転職を考えている生産技術エンジニアのあなた。
「生産技術って転職しやすいって聞いたけど本当?」
「生産技術が転職しやすい理由を知りたいな」
「おすすめの求人サイトがあれば知りたいな」
こんな疑問に答えます。
生産技術エンジニアが転職しやすい理由がわかります
この記事を書いている私は大手精密機器メーカーの生産技術部門で仕事をしているエンジニア。
グループ全体で20万人の社員がいる会社全体の生産技術を統括しています。俯瞰したからこそわかった気付きをもとに記事にしました。
こうした経験に基づいてるので信頼性があると思います。
生産技術は転職しやすいって本当?
→本当です
工場の自動化ニーズが右肩上がり
国内の労働人口は減少
少子高齢化が進む日本では、生産の自動化のニーズがますます高まってきます。
なぜなら労働人口が減少して工場で働く人が不足するから。
例えば2019年の高齢化率は28.1%(内閣府発表)。実に3人に1人の割合で65歳に既になっています。
どの企業も生産技術者が欲しい
と言うわけでどの企業も生産技術者の求人はめちゃめちゃ出しています。
海外でも旺盛な生産技術の需要
国内に限らず海外でも日本の生産技術者は引く手あまたです。
なぜなら生産のメイン拠点は中国やアジアだから。
例えばiPhoneは毎年新しいモデルが発表されます。工場ではその度に生産ラインの構築が行われています。
実は量産に技術が間に合っていない
iPhoneの事例でいうと、生産技術エンジニアが不足していて自動化が間に合っていません。
じゃどうしているかと言えば、人手で作っています。ずらーーーっと大量の人が並んでiPhoneを組み立ています。
なので転職市場ではヘッドハンティングをしてでも生産ラインを自動化できる生産技術者を求めています。
この様に生産技術は転職しやすいんです。
生産技術エンジニアにおすすめの求人サイト
そんな生産技術のあなたが登録すべき求人サイトは以下の通りです。
ぶっちゃけ求人サイトはどこでも大丈夫です。
私が転職活動を経験した中で「この人なら頼ってもいいかな」と思えるエージェントがいたところです。
・転職のリクルートエージェント|転職成功実績No.1
→最大級の転職サイトなので案件が豊富。まずはここに登録しましょう
・マイナビエージェント│メーカー・ものづくり業界に強い転職エージェント
→定番のマイナビ。大手だと案件も多く、登録して損はしないはずです。
・ ものづくりエンジニア転職”No.1″のメイテックネクスト
→製造業に特化しているので技術職のエンジニアなら登録してみてOKかと。
生産技術は異業種からも転職しやすい
生産ラインを構築するスキルは共通
生産技術はつぶしの効く職種だといえます。
なぜなら生産ラインを構築するスキルは業界問わず共通だからです。
例えば製品を組み立てるアセンブリ工程の自動化はものの大きい小さいあれど、基本的なプロセスは共通しています。
製品を搬送して部品をビス締め、接着剤の塗布または溶接のいずれかで組み立てて、次の工程に搬送する。
このスキルがあれば転職市場では重宝されます。
求められる生産技術の人物像
生産ラインのプロジェクトマネージャ
この一連の装置を開発、設計、立ち上げた経験のある生産技術が市場では求められています。
特に規模の大きな一貫組立ラインを経験したプロジェクトマネージャほど貴重な人材として重宝されます。
なぜならそれほど高い生産技術を持つは莫大な利益を生み出す生産ラインを持っているからです。
というあなた。心配はいりません。
生産技術のエンジニアなら誰しも量産装置の立ち上げをした経験を持っていると思います。
これもプロジェクトマネージャに近い役割を担っているので、そこをアピールすれば良いのです。
例えば
→製品開発部門と
・量産開始日程の調整をした
→工場の製造部門と
・装置会社に支持してトラブル解決を主導した
→取引先と
これだけの総合力が求められる職種は生産技術以外ありません。
生産技術の転職におすすめな求人サイト
生産技術は即戦力になる
生産技術エンジニアのあなたはどの業界からも必要となされる魅力的なスキルを持っています。
と謙遜する人が実に多いです。
ですが生産現場での泥臭い経験、これこそが即戦力になるために必要なことです。
しかし、そんな有能な生産技術エンジニアには気をつけなければならない大きな落とし穴があるんです。
エージェントのいいカモにならない
それは転職エージェントのいいカモにならないこと。
生産技術の人材は引く手あまたなので、転職エージェントは少しでもマージンの大きい(自分たちの儲けが大きい)案件にあなたを誘導しがちです。
つまり、
あなたの利益 < 自分たちの利益
です。向こうも仕事なので当たり前です。
これを知っているだけでもあなたが不利益を被る可能性は下がります。
私の転職経験からこの確率をグンと下げる方法を紹介します。
カモにされない対策
具体的な企業名を出す
これがめちゃめちゃ効果的です。あなたが働かたい企業名を明確にエージェントに伝えましょう。
「トヨタの生産技術の求人ありますか?」といった感じ。
私は転職エージェントとは電話でやりとりをしました。最初のヒアリングでまずこの質問をぶつけます。
なぜなら相手はYESかNOで解答せざるを得ず、あなたが話の主導権を握れるから。
NOと言われてもそこからスタートです。
担当者は必死になってあなたに合いそうな提案をしてくるので、ゆっくり品定めすればOKです。
相手がもらうマージンを聞く
これも相当効きます。
向こうが提示してきた案件に対して「何%のマージンがあなたに入るんですか?」と聞くんです。
人間は自分のことを疑ってる人を騙すことはできません。
意地悪に聞こえるかもしれませんが、あなたの人生にかかることです。
本気でいきましょう。
私が使って良かった求人サイト
私は目につく求人サイトに片っ端から登録して転職活動をしました。
基本は電話でヒアリングを行い、「この担当者な任せてもいいかな」と思えた求人サイトが3つあります。
・転職のリクルートエージェント|転職成功実績No.1
→最大級の転職サイトなので案件が豊富。まずはここに登録しましょう
・マイナビエージェント│メーカー・ものづくり業界に強い転職エージェント
→定番のマイナビ。大手だと案件も多く、登録して損はしないはずです。
・ ものづくりエンジニア転職”No.1″のメイテックネクスト
→製造業に特化しているので技術職のエンジニアなら登録してみてOKかと。
ぶっちゃけ正解はない
どこの求人サイトが良いかの正解はありません。
なぜならあなたと担当者とのフィーリングによるところが大きいから。
なので複数の求人サイトに登録して、あなたが「ここならいいかな」と思えるところを使えばOKです。
強いてあげるなら製造業に強いところ
あえて1つあげるならものづくりエンジニアです。
なぜならメカ設計者の私と同じ目線で会話ができたからです。
生産装置の構想図、組図、部品図といった言葉が通じるだけでもかなり好感が持てました。
とりあえず登録するならここをおすすめします。
ぜひお試しを。