
こんな疑問に答えます。
世界一の技術を持つ会社で働いてみたくないですか?
メーカーに転職する難しさを知らないでいると、転職してから「こんなはずじゃなかった!」とあなたが後悔する可能性が高くなります。
メーカーの転職が難しいのは世の中の変化が早すぎるからです。
是非この記事を最後まで読んで、安心して転職活動を始めて下さい。

メーカーの転職を難しくする本質
先日こういったツイートをしました。
ツイートの通り、働く会社を製品で選んではいけません。
好きなことを仕事にする危うさ
私は学生時代にバックパッカーをしていた頃に使ってた一眼レフカメラにほれ込んで、10年前にカメラメーカーに入社しました。
しかし、スマホに市場を食われて、デジタルカメラの市場そのものが『蒸発』。
信じられない勢いで市場が小さくなりました。
好きなことを目指して転職活動
「カメラはヤバい…」と考えた私は30歳のときに転職活動しました。
目指したのは航空業界。小さい頃からの夢でした。
2019年11月頃に最終面接で落ち、その直後に新型コロナウィルスが世界中に広まりました。
航空業界は風前の灯火。つぶれる会社も世界中で見られます。

自分の技術を活かせる会社を選ぶべき
理系出身のあなたが転職するときに大切にする軸は、自分の技術が活かせる会社を選ぶことです。
なぜなら技術があれば仕事で困ることはありません。
例えばメカの設計ができるなら、カメラや自動車、スマートフォンに至るまでなんでも応用がききます。
市場が伸びてる業界を選ぶ
あとは市場が伸びていることも超・重要です。
市場が伸びていればリソース(ヒト・モノ・カネ)が集まり、仕事がしやすいからです。
市場が縮小している中で仕事をしている私は、これを痛感しています。
メーカーの転職が難しい理由

メーカーの転職は難しい本質を解説しましたが、それ以外にも大きな原因があります。
それはニッチな専門性がマッチする会社でないと転職が難しいから。
例えば私の専門性は生産技術です。工場を自動化する製品の組立自動機のメカ系の開発、設計ができます。

と思う人が多いと思います。
これが専門性が高いと言うこと。
かんたんに言えば、何をやってるかよく分からないんです。
分かってる人にはすぐ伝わるけど、知らない人に伝えるのはとても苦労します。
難しいので狭い世界で転職している
メーカーの転職は、専門性が高いゆえに難しいです。
そのため同じ業界内に絞って転職している事例が多いです。
例えば私のいる精密機器業界では、ゼロックス・キヤノン・エプソン・コニカミノルタ間での転職者する人がいます。
複写機やインクジェットプリンターを作っている会社です。
本部長クラスの人も競合他社からの転職組だということもザラにあります。
専門性が高い=同じ業界内でしか転職しないのです。
転職するなら業界を広げるべき
業界を絞ってしまうとあなたが損をする可能性が高くなります。
なぜなら他の業界にあなたに向いている仕事があるかもしれないから。

と疑問に思う人もいますよね。
転職エージェントを使い倒しましょう。
例えば精密機器メーカーの私なら、自動者、食品、素材といった専門性が活かせる違う業界の求人を紹介してもらいました。
転職市場におけるメーカー研究職の割合は2~3%
しかし、メーカーの転職者は転職エージェント活用しきていません。
なぜなら地頭がよく優秀なのでひとりでも転職できてしまうから。
ただ、転職エージェントを使えば失敗する可能性を下げられるメリットがあります。。
難しいメーカーの転職~年代別の転職事情~

メーカーの転職は専門性以外にも年齢別に気を付ける点があります。
あなたの年代によって転職で求められることが変わってくることです。
詳しく見ていきましょう
20代のメーカーへの転職事情
20代のメーカーへの転職希望者が期待されることは以下の2点です。
・転職先の企業で育っていく素質がある
メーカーで仕事をするには技術の習得が必要です。
例えば機械系の設計ができると言っても、原価の抑える製品と信頼性の高い生産装置では設計するときのポイントが違ってきます。
こうした新しいことを吸収できる体力が20代には必要です。
さらに会社の雰囲気に合う人柄も大切です。
いってしまえば相性なので対策のしようは難しいです。
30代のメーカーへの転職事情
30代のメーカーへの転職者に求められることはたった1つ。
組織の中核として仕事をこなせること。
かんたんに言えば、リーダーになる素養があるかです。

と思うかもしれませんが心配ありません。
以下2点を抑えておけばOKです。
・周囲を巻き込んで仕事を進める
答えを言ってしまうと、組織の中核を担う優秀な人間はこの2つの能力を持っています。
私の会社で昇進する条件として明記があるので信頼性はあるかなと。
これらを踏まえたエピソードを面接で語れればOKです。
40代・50代のメーカーへの転職事情
40代・50代のメーカー転職希望に求めらるのはマネージメント能力です。
チームを束ねて組織の成果をいかに最大化するか。
管理書の経験がないと正直、転職は厳しいです。
メーカーの転職はエージェントを使わないと難しい?


で、転職エージェントは使った方がいいの?
と疑問を持つ人もいると思います。
私の体験を踏まえて解説していきます。
転職エージェントは使わなくてもいい
結論から言えば、メーカーの転職にエージェントは使わなくてもいいです。
なぜならメーカーに転職を希望する人間は優秀なことが多いから。
自分の専門性や経験を論理的に整理して、相手に伝えるコミュニケーション能力を持っています。
難しいメーカーの転職で最終面接まで行けた
私が超人気のエアラインに転職を試みた際もエージェントは使いませんでした。
Googleで想定される質問を探して、回答を練り上げて喋る練習をしました。
企業研究もGoogleを使えばできちゃいます。
が、業務内容の理解が不足していて最終面接で失敗して転職できませんでした。
転職エージェントを使うと失敗が少ない
自分だけでは準備しきれない抜け漏れを転職エージェントに指摘してもらうのがいいと思います。
今では私も複数のエージェントに登録して、定期的な面談や想定質問のチェックなどを依頼しています。
あなたの都合がいいように転職エージェントを使い倒すことがポイントです。

と不安になるかもしれませんが、大丈夫です。
まずは面談してあなたの考えるキャリアを正直に話してみましょう。
「今の仕事のここが不安」「こんな働き方をしてみたい」など…
私の出会ってきたコンサルタントは転職を急かすことはなく、真摯に話を聞いてくれます。
すべて無料で利用できるのも嬉しいポイントです。
メーカーの転職は難しい!まとめ
メーカーの転職が難しいと言われるのは高い専門性と合致しないと採用されないから。
年代によって求められることが異なるので注意が必要です。
メーカーの転職は難しい理由が分かったので、次は「おすすめの転職エージェントに登録してみようかな!」と思いましたよね。
ぶっちゃけ、技術系の人間は優秀なので転職エージェントは使わなくてもOKです。
しかし、自分だけでは気づかない求人と出会えるので登録すると失敗が少ないですよ。
理由が知りたいな!
実際の体験談があれば知りたいな!