生産技術でうつ病にならないための注意点と対策

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生産技術の仕事で消耗しているあなた。

あなた
生産技術の仕事が忙しすぎる
うつ病にならないか心配…
何に気をつければいいんだろう

こんな疑問に答えます。

この記事の内容

✔ 生産技術の仕事がうつ病になりやすい理由

✔ 生産技術でうつ病にならないための注意点

✔ うつ病かも…と思ったら

この記事を書いている私は 機械系の生産技術エンジニアとして生産装置の開発、設計をしていました。

そこで心を壊して、うつ病になって退職した先輩・同僚・後輩を見送ってきました。

私もギリギリまで追い込まれましたが、仕事を変えて残業ゼロの生活を手に入れました。

こうした経験に基づいているので信頼性があると思います。

てってぃ
月40時間を超える残業生活から脱出した私が解説します。

生産技術の仕事がうつ病になりやすい理由

理由①:担当者の責任が重すぎるから

生産技術の仕事は責任が重すぎるが故に、担当者がそのプレッシャーに耐え切れずにギブアップしてしまうことがあります。

なぜなら担当者のミスによっては生産が停止して、会社の利益に直結するからです。

例えば、量産稼働中の生産装置が停止すれば、担当者は一刻も早く現場に駆けつけて問題を解決しなくてはいけません。

そして解決できないと工場からのプレッシャーがどんどん強くなります

「トラブルの原因わかったの?」「まだ量産始められないの?」

と殺気立ってくる言葉の数々がメンタルにボディブローの様に効いてきます。

理由②:生産技術の仕事には終わりがないから

生産技術の仕事はいつになったら終わるのかと、途方に暮れることがあります。

なぜなら生産装置には次から次へと問題が発生するからです。いくら信頼性の高い生産装置を設計しても、予期しない問題がつきものです。

例えば、

  • 図面通りに仕上がっているはずの装置が決められた品質の製品を作れない
  • 作業者のミスで6軸多関節ロボットがクラッシュしてティーチングし直し
  • ゴムパッキンが劣化したエアシリンダーのせいで生産ラインが停止

などなど…。

あなた
そうは言ってもそれが仕事だから我慢して続けるしかないでしょ…

そんなあなたが心配です。というのは生産技術者はまじめ過ぎで、頑張り過ぎてしまうから

地元に帰って行った後輩

私の後輩が正にそうでした。人当たりの良い優しい技術者ですが、降りかかる仕事を全てこなそうとして日に日に顔つきが変わっていきました。

私が声をかけても引きつった笑顔を返す様になり、ついに会社に来なくなりました。彼は東京から地元の岡山県に戻ったそうです。

頑張り過ぎる人は潰れます。これは仕事ができる/できないとかそういう次元ではありません。

もしあなたがブラックな環境から抜け出せないなら、退職を代行してくれるサービスもあります

生産技術でうつ病にならないための注意点

担当者で抱え込まない

うつ病にならないためには、担当者のあなたひとりで仕事を抱え込んでは絶対にいけません。

なぜならうつ病になる人の特徴は責任感が強く、自分で全てを解決しようとしてしまうからです。

例えば生産装置が停止してトラブルの原因がわからなかったら、あなたの仮説を持って上司に必ず相談しましょう。

上司でも解決の糸口を見つからなければ、上司の権限を使わせて解決できそうなエンジニアを引っ張って来させるんです。

仕事はチームで成果を出すこと。仕事の基本です。

「考えないですぐ上司に相談すればいいのか!」ではいけません。

それではあなたの能力が伸びずにいつまで経っても成長できません。

工場の人間を見方にする

うつ病にならないためには、工場で頼りになる人間を味方にしましょう。

なぜなら工場のキーパンソンはあなたの上司より頼りになるからです。

本来であれば「まだ装置動かないの!?」とあなたを責め立てる立場の人間を味方にすることができれば、工場でのストレスが激減しますよ。

実際に私は生産装置が導入される工場ごとに頼りになるキーパーソンがいたので、困ったときの相談に乗ってくれました。

うつ病かも…と思ったら

病院で診察を受ける

うつ病は病気です。病気ということは病院に行けば治せます

少しでも身体に異常を感じたら、まずは病院で診てもらいましょう。

  • 会社を見ると足が動かなくなる
  • 仕事のことを考えると勝手に涙がでてくる
  • 仕事をしていて突然嘔吐したことがある

これらはうつ病の可能性がある症状です。

「まさか自分がうつ病?」と不安になるかもしれません。でも安心してください。うつ病は薬で治せる病気です。まずは病院に行きましょう。

キャリアを見直してみる

うつ病の症状はないけど、自分はうつ病になるくらい働いていると心配なあなたは、キャリアを見直してみましょう。

今のあなたの専門性や経験を活かせる仕事は必ずあります

幸いなことに生産技術のエンジニアはどこの業界からも必要とされています。なぜなら製造業は工場の人手不足が顕在化して、生産の自動化の需要が高まっているからです。

ちょっとの行動で気が楽になることも

うつ病にならないためにはある程度適当に仕事をやることが重要です。まぁ…これができなくて悩む人が多いのが現実ですが。

1つだけアドバイス

「自分がいなくなったら今の仕事がどうなるか心配」という人がいますが、あなたがいなくても仕事は回ります。そんな心配はあなたの上司の管理職の仕事です。

もし、今の環境に限界を感じているなら我慢する必要はありません。

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