仕事を辞めたいけどメールの書き方に悩むあなた。
こんな疑問に答えます。
この記事を書いている私は、毎年人が辞めていく職場で生き抜いてきたサラリーマン。
優秀な先輩、同僚、後輩が去っていくのを見送り、彼らの相談に乗ってきました。こうした経験に基づいているので信頼性があると思います。
結論:退職の挨拶は直接するのが理想だけど、難しいときはメールでOK
仕事を辞めるときはメールでいいの?
メールでもOKですよ
あなたが仕事を辞めるときに送るメールは2種類あります。
・会社内外の人に仕事をやめることを報告するメール
理想はどちらの場合も仕事を辞めることを直接伝えるべきです。
なぜならお世話になった人にこれまでの感謝を伝えるのは最低限のマナーだからです。
例えば、あなたが1年かけて指導した後輩が挨拶もなく退社していったら悲しいですよね。
そんな人もいると思います。そんなあなたこそ、会社を辞めるときはこじらせないためにも気を付けなければいけません。
この様にやむを得ない理由で直接伝えるのが困難であるなら、メールで伝えるのもOKです。
上司に仕事を辞めることを伝えるメール
あなたの上司に仕事を辞めると伝えるときは、「ちょっと相談したいことがあります。お時間いただけますか?」と伝えて、会議室などの個室で直接辞めることを伝えるのが理想です。
それが難しい場合は「退職のご相談」というタイトルでメールを送りましょう。
伝えることは次の2点です。
・退職する日付
退職する理由を明確に伝えるかは、あなたと上司の信頼関係によって決めましょう。
例えば「転職」や「夫の転勤についていく」。明確にしたくないなら「一身上の都合」と伝えましょう。
退職する日付も必ず伝えましょう。なぜなら上司は後任者に引継ぐ期間や、あなたの有給消化のことも考える必要があるからです。
直接にしろメールにしろ、上司は必ず引き留めにかかるので、きちんと辞意を伝えましょう。
という人もいると思います。そんなあなたには退職代行というサービスもあります。
退職のプロがあなたに代わって会社を辞める手続きをしてくれるサービスです。
会社内外の人に仕事をやめることを報告するメール
会社を辞める手続きが完了したら、次に出すのは仕事でお世話になった人たちへのメールです。
退職挨拶のメールでのポイントは2つです。
- 感謝の気持ちを伝える
- 最後の印象を良くする
特に会社を辞めた後に会社の人と接点があるかもしれないので、最後の印象を良くしておくことは重要です。
→引継ぎの疑問点を無くすために早めに出します
・社内の人│最終出勤日
→最後の挨拶という位置づけなので最終日に出します
仕事を辞める【相談】を上司にするメールの文章│例文
件名:退職の相談
お疲れ様です。
○○部(○○課)○○です。
この度転職することになり、退社する辞意を伝えたくメールしました。
つきましては、退社の時期をご相談させて下さい。残りの有給を消化することを踏まえて、〇月の退職を希望します。
以上、よろしくお願いいたします。
上司に仕事を辞めるときに送るメールはシンプルでいいです。
なぜならシンプルな方が辞意がきちんと伝わるからです。回りくどい表現は必要ありません。
残りの有給の日数を確認して退職の時期を伝えましょう。
メールを出しただけでは辞意を伝えたことになりません。口頭またはメールできちんと退職までの手続きを確認しましょう。
仕事を辞める【報告】をするときに送るメールの文章│例文
件名:退職のご挨拶
お疲れ様です。
○○部(○○課)○○です。
この度5月末で退社することになり、本日が最終出社日となりました。
本来なら直接ご挨拶すべきところをメールで失礼します。
在籍中はいたらぬ点もあったかと思いますが、皆様のご支援のおかげで(あなたの仕事の領域)の専門性を深めることができました。
今後も、この会社で学んだ経験を活かして参ります。
最後になりましたが、皆様のさらなるご活躍をお祈り申し上げます。
今まで、本当にありがとうございました。
仕事の人との距離が近い関係なら、個人の連絡先を入れるのもありです。
メールを送る時間はお昼休み明けがおすすめですよ。
午後の時間を使って、あなたが挨拶に周れるからです。予めメールを送っておくと、効率良く退職の挨拶をすることができます。
まとめ
会社を退職するときはトラブルを回避するための工夫が必要です。
そのためにも、きちんと上司と退職について話をしましょう。トラブルを回避して円満退社を目指しましょう。
どうしても上司に仕事を辞めると切り出すことができない方は退職代行サービスを使うのもひとつの手段ですよ。
お試しを。
そもそも上司に仕事を辞めるのをメールで伝えてOK?
具体的な書き方があれば知りたいな