生産技術職の仕事内容とは?現役エンジニアが裏側を暴露します

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生産技術に興味があるあなた。

「どんな仕事なの?」

「具体的な内容が知りたいな」

こんな疑問に答えます。

先日こういったツイートをしました。

控えめに言って生産技術の仕事がなければ日本のものづくりは成り立ちません。

そんな重要な生産技術の仕事内容をこの記事で詳しく解説します。

この記事の内容

✔生産技術の仕事内容

✔仕事内容の詳細

✔生産技術者の私の仕事内容

てってぃ
2011年から生産技術の仕事をしている私が解説します

生産技術の仕事内容

生産技術の仕事を一言でいうと生産ラインの構築です。

生産ラインには大きく2つの種類があります。

・手組ライン

・自動化ライン

手組ラインの生産技術の仕事

人の手作業で製品を作るラインです。ズラーーっと作業者が並び、人海戦術で製品を作っていきます。

人件費の安い海外の工場で多く見られます。

生産技術の仕事は作業者が使う工具や治具を設計、製造することです。

例えばビスを締める工具や製品を決まった位置にぴったりと置ける治具みたいなものを作ります。

てってぃ
新規の開発要素はあまりないです

自動化ラインの生産技術の仕事

製品を自動で加工したり、組み立てたりするのが自動化ラインです。

例えば、キヤノンはカメラの組立を自動化するという日本経済新聞の記事が報道されています。

生産技術の仕事は自動化ラインに使う設備の開発や導入です。

世の中に存在にないモノを作るという点で非常にやりがいがあります。

あなた
自動化ライン?聞き慣れないなぁ

それもそのはず。なぜなら生産技術は競争力の源泉

トップシークレットなので公開はおろか、特許にも書かないことがあります。

仕事内容の詳細

そんな秘密のベールに包まれた生産技術の仕事は3つに分類できます。

・プロセス/装置の開発

・生産装置の設計/製造

・装置の品質保証

てってぃ
詳しく解説します

プロセス/装置の開発の仕事内容

プロセスの開発

平たく言うと製品の作り方を考える仕事です。

例えば2つの部品を0.5mmのすき間を空けて固定しないと、製品の機能上問題が発生するとします。

プロセス開発とは、どういう手順でやってれば0.5mmのすき間を保証して部品を組み立てるか。を考える仕事です。

装置の開発

上の手順で最も効率的に組み立てるにはどんな機構(スカラーロボットや6軸多関節ロボット)が必要かを考える仕事です。

それを装置の仕様に落とし込んで設計にバトンタッチします。

装置の仕様とは、例えば「製品の重さが2kgだから安全を見て3kgを持てるロボットを使うこと」の様に設計するときの指示書です。

てってぃ
世の中にないものを考える開発は生産技術の醍醐味です
あなた
あれ、うちの会社の生産技術は開発なんてしてないよ?

というあなたは危機感を持ちましょう。

いわゆる名ばかり生産技術で「負け組」になっちゃいます。

生産装置の設計/製造の仕事内容

生産装置の設計

装置の仕様に基づいて、生産装置の設計図を書いていく仕事てす。

機械の専門家(いわゆるメカ屋)が機構を設計します。

電機の専門家(いわゆるエレキ屋やソフト屋)が電子機器の選定や制御プログラムを書いていきます。

てってぃ
競争力の低い会社は設計が自社でできないので外部に“丸投げ”してます

生産装置の製造

部品を加工したり市販品のロボットを買ってきて、生産装置として組み立てる仕事です。

組み立ては外部のメーカーにお願いする会社も多いです。

てってぃ
部品どうしがぶつかったり、設計のボロが出るところ

装置の品質保証の仕事内容

組み上がった生産装置を工場に持っていき、設計通りの動きをするか確認する仕事です。

いわゆる「立ち上げ」と呼ばれる仕事。

立ち上げ期間は文字通りお祭り騒ぎです。

設計通りに装置が動かなかったり、製品の品質に問題があったり…。さらに量産開始の日程が迫ってくるので現場は殺気立ってきます。

無事に装置が立ち上がった後のトラブル対応も品質保証の仕事に含まれます。

生産技術の仕事内容に興味をもったあなたは

私のエンジニア経験に基づいて、生産技術のリアルな仕事内容を紹介しました。

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