こんな疑問に答えます。
きつい生産技術の仕事にお悩みではないですか?
我慢して続けていると身体を壊して、あなたの人生が取り返しのつかないことになります。
私は組立装置のメカ屋として仕事をしていましたが、「きつ過ぎでしょ…」と思ってこの記事の方法を実践しました。
是非この記事を最後まで読んで、きつい仕事から抜け出しましょう。
生産技術がきつい7つの理由【体験談】
私は組立装置の開発、設計、立上をしていました。
そんな私が生産技術をきついと思う理由が7つあります。
1.労働時間が長い
2.長期の出張が多い
3.製品の開発が遅れて日程が少ない
4.設計の出図が迫ると職場が殺気立つ
5.部品加工で苦情の電話がなり続ける
6.組み立てた装置の仕様が未達
7.現場で装置が立ち上がらない
体験談を交えて紹介します。
1.労働時間が長い
生産技術の仕事は残業が多いです。
装置の図面を出図する前は毎日夜10時まで残業。
土日や長期連休が潰れる
さらに装置を搬入するのは工場が休止してる土日や長期連休中が中心。
装置にトラブルがあれば、12月30日からでも出勤します。
2.長期の出張が多い
生産技術は出張が多いです。
装置の組み立てが始まれば、取引先の会社に張り付いてトラブルの対応をします。
ともかく移動がきつい
何もしないのに移動ってめちゃくちゃ疲れます。
・新幹線で東京から京都に3時間移動
・ローカル電車で東京から茨城まで3時間
私もいろんな工場に出張しましたが、「なんで?」ってくらい移動しただけでくたくたになります。
3.製品の開発が遅れて日程が少ない
生産技術は製品が決まったら装置を作ります。
でも製品の開発が遅れると、もろに生産技術が影響を受けます。
装置図面の出図まで2週間?笑
気づいたら2週間後に装置の図面を仕上げないと、量産の日程に間に合わないことに気づきました。
「プロジェクトのチーフはなにをやってた!」とうらみながらCADで図面を引きまくりました。
4.設計の出図が迫ると職場が殺気立つ
締切が迫ると職場が殺気立ちます。
私は新米の生産技術者として設計していて、予定していたユニットの出図が間に合いませんでした。
先輩に罵声を浴びる
私の設計をサポートで入っていた先輩から「お前の尻ぬぐいなんかしたくねぇよ」と同僚の前で罵声を浴びる始末…。
はじめて仕事で悔し涙がこみ上げてきました。
5.部品加工で苦情の電話がなり続ける
図面を出図すると、今度は部品の加工メーカーから問い合わせが入ります。
「図面がおかしくて加工できないけど、どうするの?」
図面を赤ペンで修正して、システム上の図面を訂正する毎日。
PHSがなるたびにビクッとして、出るのがおっくうになります…。
6.組み立てた装置の仕様が未達
いざできあがった装置が所望の機能が出せないなんてこともあります。
クリーン度を測定してみると、仕様を満たしていないことが判明。
日帰り出張の予定が2~3泊の出張になったりします。
すき間をあの手この手で埋めて、なんとか記録だけは取って帰りました。
7.現場で装置が立ち上がらない
で、苦労してできた装置を工場に導入するとうまく立ち上がらないこともザラにあります。
搬送トラブルが多発すると思ったら工場の床のデコボコが原因だったりします。
きつい生産技術を続けていると危ないかも
きつい生産技術を我慢して続けていると、思わぬ不幸を生むことになります。
家庭が危ない
独身の身ならどれだけ仕事に没頭してもOKですが、結婚して子どもができた人に生産技術はおすすめできません。
なぜなら出張で数カ月間、家を離れることがザラにあるからです。
家事や育児の負担がすべて奥さんにのしかかります。
仕事もきついから余裕がない
しかも工場で装置の立上げをしていると、プライベートを気を配る余裕がなくなります。
いつも間にか、夫婦ですれ違いの日々が始まっている…。
なんてこともあります。
プツンと気持ちの糸が切れてしまう
きつい仕事が続くと、あなたの身にも異変が起こります。
一生懸命に頑張りすぎて、あるときヤル気がゼロになることも…。
まじめで頑張り屋さんな人ほどこのリスクが高いです。
突然会社に来なくなった後輩
私の後輩はある日突然、会社に来なくなりました。
先輩から降られる仕事の重圧に耐えきれなくなったのが原因でした。
地元の岡山県に戻ったとだけ上司からは聞かされました。
技術がない会社で働くとマジで悲惨です
生産技術がきついと言われる大きな原因は、その会社が技術を持っていないからです。
ひらたく言えば、トラブルの原因を解明できずに当てずっぽうで対策を打っていることです。
これでは時間が無限にあっても問題は解決しません。
私はいっこうにトラブルが収まらない装置を見てきましたが、原因の多くは生産技術者が何も技術を持っていないことです。
部門が違うだけでも起こりえる
技術がない会社と言いましたが、同じ会社でも部門によっても全然違います。
・加工装置→良品直行率70%
上記の通り。
熱や圧力といったプロセスが肝となる加工装置を扱う部門はひどかったです。
目先のトラブルに対応するので精いっぱいで担当者がマジで消耗していました。
生産技術の仕事がきつい時は環境を変えよう
生産技術がきついと感じるあなたが乗り越えるべき課題は、環境を変えることです。
具体的な手段は2つあります。
社内の別の部署に異動する
違う会社に転職する
ちなみに私は両方30歳のときに両方トライしました。
社内の別の部署に異動する
まず考えることは、生産技術部門とは違う部署に異動することです。
おすすめは品質保証部門や企画部門です。
デスクワークが中心なので、激務とは程遠い部門で働けます。
こんなあなたにオススメ
- いまの仕事に不満はない
- でも職場の人間関係が無理
- 勤務地も今のまま変えたくない
違う会社に転職する
2つ目の方法は違う会社に転職することです。
私はちょうど10年目のキャリアを迎える頃に転職活動をしました。
次の10年のキャリアを考える上で、社外に目を向けるのは正解だと思いました。
こんなあなたにオススメ
- いまの会社のままでいいのか不安
- 新しいことに挑戦してみたい
- 年収アップも期待したい
【裏技】あなた自身がタフに成長する
裏技として、きつい生産技術に耐えられるまでに成長するのも手段のひとつです。
でも今の仕事がきついと感じるなら我慢をする必要なありません。
会社のせいであなたの身体や心が壊れたら取り返しのつかないことになるからです。
私は1年、装置の設計をやって「無理だな…!」と思って行動しました。
悩んでいても何も解決しません。
今すぐ行動しないとあなたの将来は変わりませんよ。
きつい生産技術から解放される最初の一歩
と思う人もいますよね。
私も転職しようと思っていてもエージェントになかなか登録できませんでした。
まずは自分にどんな適性があるのか知ることからはじめましょう。
自分の強みを知ることから始めよう
転職エージェントや転職サイトに登録するといろんなツールが使えます。
私が使ってよかったのがグッドポイント診断です。
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まとめ
控えめにいって生産技術は激務できついです。
身も心もボロボロになってしまう前に手を打つ必要があります。
そのためには異動するか会社を変えて、いまの環境を変えることが不可欠です。
転職サイトや転職エージェントに登録するといろんなサービスが無料で使えるので自己分析に役立ちますよ。
おすすめはグッドポイント診断です。
生産技術の仕事がきついときの対策が分かったので、次は「どの転職エージェントがいいのかな?」と思いましたよね。
私が実際に転職活動をしたときの経験をもとに、おすすめを別の記事で紹介しています。
ぜひこの機会にチェックしてみて下さい。
こんな大変な仕事してるのって自分だけ?
今度はどうすればいいのかな?