生産技術の転職先ってどこよ?【エンジニアの私がずばり答えます】

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転職を考えている生産技術エンジニアのあなた

「転職先ってどうすればいいの?」

「転職先を選ぶ考え方が知りたいな」

「体験談があれば知りたいんだけど」

こんな疑問に答えます。

この記事の内容

生産技術エンジニアが転職先を選ぶ考え方がわかります

この記事を書いている私は2011年から生産技術部門で働くエンジニア。

かつて私は生産装置の開発部門で夜10時まで働いていました。今ではキャリアップをして夕方5時に上がれる働き方に変えました。

こうした経験に基づいているので信頼性があると思います。

てってぃ
転職活動を経てキャリアアップをした私が開設します。

生産技術エンジニアが転職先を決める考え方

転職先を考えるときに大切なことは2つだけです。

・生産技術エンジニアを続けて専門性を深める

・生産技術エンジニアを辞めて仕事の幅を広げる

そして、結論から言うと2つ目の「生産技術エンジニアを辞めて仕事の幅を広げる」ことを私の経験からおすすめします。

生産技術エンジニアを続けて専門性を深める

ひとつめの考え方は生産技術エンジニアを他の会社で続けるという考え方です。自然な考え方ですが、実は見落としがちな大きなデメリットがあります。

それは生産技術というブラックな職種から抜け出せないことです。

なぜなら生産技術は過酷な仕事であることが多いです。

例えば、量産開始の日程を死守するために休日返上で生産装置を立ち上げます。それは会社が違っても変わらない生産技術の仕事の宿命なんです。

生産技術の仕事が好きならOK

そうはいっても生産装置を開発して工場で立ち上げる仕事が好きならこの考え方でもいいと思います。

というのも生産の自動化を実現できるエンジニアの需要は国内に限らず、海外でもものすごく高いからです。

具体例でも紹介しますが、私が見聞きしている範囲でも超一流の企業に転職しています。

あなた
生産技術を続けたい訳じゃないけど、イケてる技術分野で働きたいんだよね

という意見もあると思います。

そんなあなたは間違いなくソフト技術者を目指すべきです。なぜならIoTのブームでソフト技術者の需要がめちゃくちゃ高まっているから。

私の会社でもソフト技術者が不足して自社で養成する動きを加速していますが、まったく追い付いていません。

生産技術エンジニアを辞めて仕事の幅を広げる

ふたつ目の考え方は生産技術エンジニアの経験を活かして別の仕事にキャリアチェンジすることです。

私はこの選択しをおすすめします。

なぜならあなたの要望にあった働き方に変えることができるからです。

・自分の習得したいスキルを徹底的に磨きたい
→優秀な人材がそろっていて朝まで働く環境に身を置きたい

・まったり仕事して定時で帰りたい
→ゆるふわ系のホワイト企業で働きたい

例えば私は後者の働き方をしています。

定時で帰れる楽な仕事をして終業後に副業にがっつり時間を割いています

実は「もっと自分の好きなことをしたい」と思い転職活動をしましたが、最終面接で落ちました。そこから副業にフルコミットするために、定時で帰れる仕事という軸で今の仕事を選びました。

あなた
そんな選び方で転職先を決めていいの?

と疑問に思う人もいると思います。

私は生産技術エンジニアとして組立自動機の開発、設計、立ち上げをした経験があります。設計の締め切りが迫ると夜10時までは当たり前。立ち上げでは現場で土日問わず働きます。

残業は月に40時間を超えるときもあり、そうなると「お金はいらないから自由な時間が欲しい」となります。

こうした経験を持っている方は定時で帰れる仕事のありがたみがわかるかと思います。

生産技術の転職先の具体例

あなた
考え方はわかった。転職した人は具体的にどんな転職先をえらんでいるの?
てってぃ
私の身の回りの実例を紹介します

生産技術エンジニアを続けて専門性を深める

・キヤノン→日産自動車(26歳・男性)

・キヤノン→SONY(38歳・男性)

たまたまキヤノンの生産技術部門からほかの会社に転職した事例が続いています。

転職前は組立自動機や加工機の開発・設計をしていた人が転職した事例です。どちらの事例も「転職先の会社が好きだから」というのが転職の理由でした。

メーカーからメーカーに転職する人は具体的にやりたいことがあることが多いです。例えばSONYに転職した人の事例では、世界一の技術を誇るCMOSセンサーの開発をやりたい、など。

生産技術エンジニアを辞めて仕事の幅を広げる

・三菱重工業→アクセンチュア(30歳・男性)

・生産技術部門→企画部門(30歳・男性)

ひとつめの事例はメーカーで培った経験を活かしてコンサルティングファームに転職した事例です。

実はこの転職ルート、かなり有望です。実務で培った専門性をコンサルの業界で活かすのはあなたの仕事の幅を広げるのにうってつけです。

ふたつ目の事例は私の事例です。私は航空業界を目指して転職活動をしていましたが、最終面接で落ちてしまったので、もといた会社の中でキャリアチェンジをしました。厳密には転職ではないです。

生産技術エンジニアが自身のキャリアを考えるうえで参考になる記事はこちらでまとめています。

転職先で迷わないために【私の失敗談】

あなたの軸だけに固執しない

転職先を考えるときに具体的な会社を決めることは重要です。しかし、あなたの考えの軸だけに固執すると大きな機会損失をする恐れがあります。

なぜなら転職市場における自分の位置を見誤ることがあるからです。

私はこれで失敗しました。

自分だけで転職先を決めない

私は「航空業界に行きたい」という明確な目標がありました。

逆に言えばこれしかありませんでした。1社しか狙わなかったので自力で準備して最後にコケました。

求人サイトには登録していたので、エージェントを使って志望動機の添削や他の求人をもっとまじめにみればよかったなぁ~と後悔しています。

まとめ

生産技術の転職先を考えるときに2つの考え方があります。

どちらが正解とはありませんが、きちんと考え方を固めておけば超大手にも転職することができます。

ぜひよい転職活動を。