
こんな疑問に答えます。
✔ ゼロからの初心者がNFTアートを購入できます
NFT(非代替性トークン)アートに興味があるけど、始め方が分からずお困りではないですか?
暗号資産の界隈にはあなたの資産を盗もうとする悪い人もいます。(特にTwitterによく出没)
正しい方法を知らないと、貴重なお金を失う可能性だってあるのです。
この記事では初心者に向けて、NFTアートの始め方を図解を用いて解説しています。
実際の操作画面もあるので、記事を読みながらNFTアートを始めてみましょう。


NFTアートの始め方は5Stepで簡単

NFTアートの始め方は図解した通りの5Stepです。
- 暗号資産ETHを入手する
- お財布MetaMaskに暗号資産を入れる
- 手数料の安いポリゴンにお金を送る
- NFTの売り場OpenSeaに行く
- NFTを購入する
この記事では手数料、いわゆるガス代が安い Polygon(ポリゴン)ブロックチェーンを使った方法を解説していきます。
必要なのはGoogle Chromeがインストールされたパソコンと免許証だけでOKです。
投資は自己責任で行いましょう
NFTアートは楽しい
NFTを買ったらスマートウォッチが欲しくなる
忍者を手元にインストールしました。SNSのアイコンとそろえてイイ感じです。
入手したNFTアートをSNSのアイコンにしたり、スマートウォッチの待受けにするとテンションが上がります。
わざわざお金を払わなくてもできますよ?だってただの画像ですからw
でも、NFTを手に入れた人にしか分からない特別な感覚があるんです。簡単に言えば愛着がわきます。
例えるならガラケーでお金を払ってお気に入りの着メロを設定する感覚。
この高揚感をぜひ体験してみて下さい。
Step1:暗号資産ETHを入手する

NFTアートを買うにはイーサ(ETH)という暗号資産(仮想通貨)が必要です。
イーサ(ETH)はビットコイン(BTC)に次いで時価総額が大きい暗号資産です。
ドルやユーロと同じように両替する感覚で手に入れられますよ。
ETHが変えるおすすめの取引所
イーサ(ETH)を買うならbitFlyer(ビットフライヤー)がおすすめです。
なぜなら販売所形式なので手数料が安いから。
申請から開設するまで時間がかかるので、 運転免許証を手元に用意してまずはサクッと申し込みましょう。
おすすめの暗号資産の取引所【完全無料】

ビットフライヤーの始め方は、画像付きで詳しく解説しています。
Step2:お財布MetaMaskに暗号資産を入れる

口座が開設できたら、取引所でイーサ(ETH)を3万円ほど買いましょう。
次に暗号通貨を出し入れするお財布(ウォレット)にイーサ(ETH)を入れます。
よく使われているのが、キツネがトレードマークのウォレット MetaMask です。
MetaMaskはGoogle chromeのアドイン機能が優秀です。一度インストールすれば驚くほど簡単に使えます。
以下2つの作業をパソコンから行います。
- アカウントを開設する
- 暗号資産ETHを財布に入れる
アカウントを開設する
まずはMetaMaskのホームページでアカウントを作成します。
Metamaskは偽物サイトが存在するので、必ず正しいURLからインストールしてください(下記のURLは安全です)。

Metamaskのトップページにアクセスします。
右上または左下にある”Download now“をクリックします。

上部の選択肢から”Chrome”を押します。
続いて”Install Metamask for Chrome“をクリックします。
するとブラウザーの拡張機能画面が開きます。

「Crome に追加」を押すと別の画面が開きます。
「拡張機能を追加」を押します。

はじめてMetaMaskを使う人は「ウォレットの作成」を押します。

行動履歴が見られるのが嫌な人は「同意しません」を押します。灰色のボタンですが、クリックできますよ。
パスワードの作成画面に移ります。

パスワードを入力し、チェックを入れたら「作成」を押します。
動画でウォレットの保護に関して学びます。

動画は英語ですが、右側に日本語が書いてあるので一読しましょう。
終わったら「次へ」を押します。
重要:バックアップのフレーズを確認
バックアップのフレーズはパスワードが分からなくなったときウォレットを復元するために使います。
誰にも教えちゃダメです。あなたの財布の中身を抜き取られてしまいますよ。

「ここをクリックします」を押すと12個の単語が並んでいます。
忘れないようにメモを取ります。メモの方法は主に2つ。
- 紙に書き写して保存
- スクリーンショットして保存
紙に書くのが確実だと思います。
バックアップフレーズを保管したら「次へ」を押します。

記録したシードフレーズを入力します。
12個の単語が並んでいるので、正しい順番に選択すればOKです。
並び終えたら「確認」を押します。

「すべて完了」を押します。

右上の「✖」を押して、ウィンドウを閉じます。

MetaMaskの管理画面が表示されます。
これでMetaMaskのアカウントが開設できました。
暗号資産ETHを財布に送る
次に購入したETH(イーサ)を財布(MetaMask)に入れましょう。
暗号資産を移動させるにはあなたのウォレットアドレスが必要です。
ウォレットアドレス とは簡単にいうと銀行振り込みに使う口座番号みたいなものです。

ウォレットアドレスはAccount1の下にうすい灰色文字で表示されている0x…から始まる文字列です。
マウスを合わせると「クリップボードにコピー」と表示されるので、クリックしてコピーしておきましょう。
暗号通貨の取引所にログインする
取引所にログインして購入したイーサを確認しましょう。
楽天ウォレットの画面で紹介しますね。
他の取引所でも方法は同じです。

イーサリアムの残高が表示されている画面の「出庫」を押します。
アドレスを入力する画面が表示されます。

コピーしたMetaMaskのウォレットアドレスを貼り付けます。
誤ったアドレスに送ってしまうと取り返すことは難しいので、間違いがないか確認しましょう。
確認したら「次へ」を押します。

出庫数量を入力します。ここでは全額を入力しました。
ご覧の通り、楽天ウォレットでは送金手数料が0.01ETHかかります。
なんと4000円…。 (2021年10月14日時点)
お金を送るだけで4000円とかアホ過ぎます。
出庫先が日本国内であればそのままにして、「次へ」を押します。
イーサ(ETH)の送金手数料を比較
ちなみに送金手数料を比較してみると、 楽天ウォレットはバカ高いですね。
暗号資産をどこで買うかは超重要です。
余談は終わりにしましょう。

これで出庫が完了です
MetaMaskで着金を確認する
MetaMaskにきちんとお金が届いているか確認します。

Google Chromの右上のパズルのピースの様なアイコンを押します。

拡張機能が一覧で表示されるので、「MetaMask」を押します。

パスワードを入力して「ロック解除」を押します。

上記の画面が表示されたら右上の✖を押して閉じましょう。

右上が「イーサリアムメインネット」であることを確認します。
イーサ(ETH)のお金を送るためのブロックチェーンです。
無事に0.0779ETH($232)が届いています。
Step3:手数料の安いポリゴンにお金を送る

「イーサリアムメインネット」は手数料が高く、安いNFTを買おうとすると手数料の方が高いなんてこともザラにおきます。
いわば高速道路の料金がめちゃくちゃ高いイメージです。
そこで高速道路の使用料金が安いポリゴン(Polygon)ネットワークを使います。
MetaMaskにネットワークを追加する

MetaMaskのトップ画面の右上にあるアイコンを押します。

メニューの下部にある「設定」を押します。

「ネットワークの追加」を押すと以下の画面が表示されます。

各項目を入力していきます。
手打ちするのは大変なので、以下をコピペして下さい。
Matic Mainnet
✔ New RPC URL
https://rpc-mainnet.matic.network
✔ Chain ID
137
✔ Symbol(Optional)
MATIC
✔ Block Explore URL(Optional)
https://explorer.matic.network/
ちなみにマティック(Matic)というのはポリゴン(Polygon)の前に使われていた名前です。
入力したら「保存」を押します。

これでネットワークに手数料の安いポリゴン(Polygon)が追加されました。(表記はMaticです)
ネットワークを「Matic Mainnet」に切り替えておきます。
ポリゴンネットワークに送金する
ポリゴン(Polygon)のトップページにアクセスします。

「Polygon Wallet」を押します。

ログインするアカウントで「MetaMask」を選びます。
パスワードを入力して「ロック解除」を押します

イーサ(ETH)を送るので、「Deposit」を押します。

送る金額を入力します。
「MAX」を押すと送金可能な上限値が入力されます。
送金額を確認して「Transfer」を押します。

注意事項が表示されるので確認しましょう。送金には7~8分かかります。
確認したら「Continue」を押します。

手数料が表示されます。$57とけっこう取られます。(時間によって変化します)
このように手数料でガシガシ削られていくので、3万円ほど買っておいたほうがいいです。
手数料を確認したら「Continue」を押します。

送金の確認画面が表示されます。
0.05ETHをイーサリアムネットワークからポリゴンネットワークに送ります。
「Continue」を押します。

MetaMaskから承認を求められるので、「確認」を押します。
送金処理が始まります。

送金処理が完了するまで待ちましょう。状況が3段階で分かります。
私の場合、12分かかりました。
Completedが表示されたら、完了です。
Step4: NFTの売り場OpenSeaに行く

OpenSeaとはいわばNFTのデパートです。
まずはトップページにアクセスします。

トップページの右上にある財布のアイコンをクリックします。

連携するウォレットから「MetaMask」を選びます。
MetaMaskにログインしていない状況だと、パスワードの入力画面が表示されるので入力しましょう。
これだけで完了です。
MetaMaskはイーサリアムネットを選ぼう
ちなみに、MetaMaskのネットワークはイーサリアムネットを選んでおいて下さいね。
OpenSeaはイーサリアムネット以外には対応していないからです。
イーサリアムネット以外が選ばれていると以下のようなメッセージが表示されます。

MetaMaskでネットワークを変えれば無事にログインできますよ。
ウォレットの中身を確認する
右上のお財布アイコンをクリックすると、財布の中身が表示されます。
ETH Polygonが先ほど送ったお金です。

これでNFTアートを購入する準備が整いました。
Step5:NFTを購入する

OpenSeaで欲しいNFTのページを表示します。
おすすめはTwitterからのリンクです。というのもOpenSeaの検索機能がイマイチ使いづらいからです。
さらにOpenSeaには偽アカウントも存在します。NFTアートをコピーして販売する悪質なものです。
クリエイターのTwitterアカウントをフォローして、ツイートのリンクから飛べば正しいOpenSeaのページに飛べますよ。
NFTの買い方には3通りある
- 黒のダイヤ:イーサリアム
- 紫のダイヤ;ポリゴン
- 赤のダイヤ;オークション形式
紫色のダイヤがポリゴンネットワークのイーサ(ETH)を意味し、手数料なしで買えます。
確認する方法①:紫色のダイヤモンドマーク

NFTアートの右下を確認して、紫色のダイヤモンドがあればポリゴンネットワークに対応しています。
確認する方法②:Blockchain Polygon

NFTアートの左下にあるチェーンマークにマウスをあてましょう。
「Blockchain:Polygon」と表示されればあなたが買えるNFTアートです。
NFTの購入手順
0.005ETH($17.88)の忍者君を購入してみます。

ポリゴンネットワークで販売されている紫色のダイヤモンドであることを確認して、「Buy now」をクリックします。

偽物でないか確認することを求められるので、詳細を確認します。
画像データをコピーすれば、作者以外の人もOpenSeaに出品できちゃいます。
クリエーターがTwitterでフォローしたアカウントと同じかを確認すればOKです。
NFTの詳細を確認して、チェックボックスを押します。

価格を確認しましょう。
ご覧の通り、手数料(ガス代)はありません。
「チェックアウト」を押します。

ウォレットに送金処理を許可する権限を与えます。1度許可すれば以降は表示されません。
「Unlock」を押します。

サインを求められます。とは言っても手書きする必要はありません。
「Sign」を押すと、MetaMsakのウィンドウが表示されます。

「署名」を押してサインを完了します。

購入完了の画面が表示されて、手続き完了です。

購入したNFTのページに取引履歴があります。
あなたが所有されたことがブロックチェーンに記録されました。

購入したNFTは「Collected」に一覧で表示されます。
ぜひ私のコレクションからも購入できるので、気に入った忍者がいればぜひどうぞ。
初心者は何から始めればいいの?
具体的な方法を知りたいな!